法律の元はその社会の道徳と決まり事です

人間は社会的動物であり、ある程度の数になると自然にグループを作り社会を作って生活する本能を持っています。
そしてその社会の中で皆に認められながら生活をするのが普通の人です。
たまに例外的な人がいますが、多くはこのパターンでグループの一員になります。
これは原始社会から人間がやってきたことであり、この部分に関しては現在も原始時代も変化がないと思われます。
したがってある程度の社会になるとグループが分かれて、そのグループ同士で揉めると言うことがあるわけですが、その時に一番強権を持つ人が仲裁に入り仲を取り持つと言うことになるのもグループの大小にかかわらず同じです。
そしてこれらのグループには統制を取る為にみんなが納得する道徳や決まりが自然と出来上がるわけです。
これが現在なら法律であるわけで、法律とは元々はそのグループの中にある道徳や決まり事なわけです。
文字を習得した強権者がそれを文字化した物が法律であるわけです。
したがって法律は文字を持った社会には必ずあった物であったと思われます。